静けさを纏う軽井沢──MAKIBI、12月5日より再び皆さまをお迎えします

12月に入り、軽井沢の空気は一段と澄み渡り、冬の訪れを肌で感じる季節となりました。木々はすでに葉を落とし、静けさの中にそっと佇む風景は、どこか凛とした美しさをまとっています。そんな冬支度の時期、MAKIBI軽井沢店より大切なお知らせがございます。

現在、軽井沢プリンスホテルがメンテナンスクローズ期間に入っており、それに伴い私たちMAKIBIも 12月4日(木)までお休み をいただいております。ホテル全体がしばしの冬眠に入ることで、エリア一帯がいつも以上に静寂に包まれ、普段では味わえない特別な「軽井沢の静けさ」が漂っています。

休館と聞くと少し寂しさがよぎるかもしれません。けれど、この時間は次に皆さまをお迎えするための大切な準備期間でもあります。店内のメンテナンスや細かな手直し、薪火グリルの調整など、より良い状態でお客様をお迎えできるよう、スタッフ一同ひとつひとつ丁寧に整えております。

薪火の料理は、設備の状態が味わいに大きく影響します。炎の上がり方、薪の香り、焼き上がる瞬間の熱のまわり方…そのすべてを理想的に調整してこそ、MAKIBIらしい深みのある味わいが生まれます。この期間にしっかりと手を入れることで、12月5日に再スタートする際には、より一層豊かな香りと熱量をお届けできるはずです。

軽井沢の冬は、静けさと力強さが同時に存在する特別な季節です。凍てつくような冷たい空気も、暖かな薪火の前に座ると不思議と心地よさに変わります。店内に満ちる薪の香りや、ぱちぱちと弾ける音、そして素材の旨みを引き出す火の力——薪火の魅力をもっと楽しんでいただける季節が、もう間もなく到来します。

そして、私たちは 12月5日(金)のチェックインより営業再開 いたします。
再びお客様にお会いできる日を、スタッフ一同心待ちにしております。

冬の軽井沢で、MAKIBIの薪火料理を囲みながらゆっくりと過ごす時間は、きっと旅の印象を深く彩るひとときになるはずです。ご滞在の楽しみのひとつとして、どうぞMAKIBIを思い出していただけましたら幸いです。

また新しい季節とともに、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
どうかあたたかくしてお過ごしください。